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日々ふと思った痴れ事をだらだらと(゚Д゚)
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  働くことは恐ろしい。
 あらゆる責任感が伴われ、あらゆる口実に束縛され、あらゆる危険にさらされる。

 それは何の変哲もない日常。
 けれど確実に迫ってくる非日常。
 二つは必ずしも違ったものではなく、常に紙一重の存在としてあり続け、ふとした些細な口実で、容易にその姿を変える。
 いや、その二つは別々のものではないのかもしれない。私たちが正義という名の常識を打ち立てたように、私たちが認められないものを、日常とは別に非日常――悪と割り切ったのかもしれない。
 舞台は同じ現実。対となろう二人は、実はそう思い込んでいるだけで同一人物――なんら、何一つ変化のない、同じ俳優なのかもしれない。 
 そしてその非日常は場所を選ばない。例え、自分がいくら日常的に通ってる日常的な場所だろうと。

 自分の命を握っているのは自分だけじゃない。
 他人の想い一つで、にぎりつぶせるものだと。俺たちは忘れてはいけない。
 非日常とは、そう思わせる為のものだろうか。

 だが、その非日常、非常識──つまり悪に立ち向かうのもまた、人なのだ。
 そこにある確固たる勇気は一体何のあらわれなのだろう。
 責任感、勇気、怒り、悲しみ、守ろうとする意志──。
 悪に立ち向かうために奮い立たせる力。
 その力こそ、働く者の本当の決意と、意志なのかもしれない。

 

 

 

 俺のバイト先に強盗が入ったwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww




 いや、冗談じゃなくて本当な上に笑えない話です。
 つい先日、閉店間際の私が勤める先のスーパーに強盗が入りました。
 詳細を述べるとこう。

 バイト仲間の一人が閉店処理までの時間をもてあましていた所、事務所(兼金庫室)に通じる倉庫を、男が両扉の窓から覗いていた。
 不審に思った彼が見張っていたところ、バックヤードに男が入ったように見えたらしい。
 もう一人の従業員と一度探したところ異変はないように思えたが、再び探すと――閉めたはずの事務所の裏口の鍵が開いていた。
 さらに部屋の隅に、着替えるための一畳もない小さなスペースにカーテンがかかった場所があるのだが、そこのカーテンがぴったりと閉まっていた。普段、そこのカーテンは常にあいている状態なのだ。
 不安になった従業員のひとりは店長とレジを交代し、店長・従業員の一人が事務所に入り、店長が声を張り上げたところ、手に包丁を持ち落とさないようにタオルをぐるぐる巻きにした、ニット帽をかぶった男がいた。それはさっきと同じ男。
 金を出さないと刺すぞと脅す男に、従業員が木刀で対抗、わずかな隙を突いて店長が男を取り押さえた。
 すぐさま警察に通報して、男は逮捕された。

 お金はとられませんでしたが、取り押さえた店長がつかみどころが悪く、手に10針を縫う怪我をしました。話によると現場(事務所)は棚からコップが落ちてわれ、長テーブルが倒れ、血がたくさん飛散してたそうです。
 ちなみに私はその日出勤でしたが、運が良いのか、その日緊急的に別の店舗の人員が不足しており、手伝いにでることになったんです。
 で、手伝いが終わり一度店舗に戻ってきたわけですが、優しい店長ですぐに帰宅させてくれたんです(普通はそのまま店舗に残りの閉店まで働かなければならない)。
 つまり、本当は11時過ぎまで働かなければならないが、10時ごろに早く帰宅できたわけで――事件があったのは、10時45分。
 店長の気遣いがなければ、私も現場にいたでしょうね。


 で、思うわけです。自分がその場にいて、果たして一体なにかできただろうかと。
 取り押さえるとか――よくニュースで勇気ある市民とか見ますが、たぶん自分にはできないんでしょうなぁ。
 頭真っ白になって、逃げちゃうかも。助けを呼ぶとか、そんなところ。
 以前に店舗の店長からも「抵抗だけはするな」と念を押されてはいましたが、私には彼らの行動に、無謀でありながらも本物の「何か」を垣間見たような気がしました。
 それは働くものとしての責任感でしょうか。
 それは人としての怒りでしょうか。
 それは自分としての正義感でしょうか。
 いずれにしても――すごい。
 それだけはいえると思います。

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無題
 やべーーーーw

 リアルにw やばいw  ってw

 とりあえず、俺も言われてます。「レジ開けてお金出していいから。抵抗しないでね。ほんとに。店長とかもぜったいにだしていいっていうから」とか言われてます。

 まぁねぇ・・・刺されたくないし・・・、店長凄いですね@@;
 (あw 俺もなるのかw いずれ^^;)
horiko- 2008/04/09(Wed)21:48: 編集
無題
buruburu……
ただもう、「怖いにゃあ……」の一言のみです((+_+))
迷惑猫の千原 2008/04/10(Thu)09:37: 編集
死んだら終わり。
>horiko-さん
 死んだら終わり──そんな事は分かっていても、その場に居合わせたら理性よりも感情のほうが優先されてしまうのでしょうね。

 テレビ中で起こっている非日常──それは紛れも無い現実世界。頭では分かっているつもりでも、本当の意味で理解していない。
 そんな状況だった自分を、改めて知ったような気がしました。
 店長すごいっす。尊敬です。
 horiko-さんもいずれそうなったら……どうやって対処するのでしょうw

>呆さん
 本当怖いですよね。
 新聞やらニュースやらでもほんの少しながれたりもしたんですが。
 下手したら本当に死んでたかもしれないんですからね。
 怖い。強盗犯を含め、そんな今の世の中も怖いっすね。(それをいっちゃどの世も怖いですがw)
ヴィジョ丸 2008/04/11(Fri)04:08: 編集
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ヴィジョ丸
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1988/09/12
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映画好き。漫画好き。小説好き。ゲーム好き。アニメ好き。
インドアかと思いきや運動も好き。カラオケも好き。今はバイトに追われる日々。
なんとなく小説を書きつつ普通の大学生やってます。
今の目標=ただ彼女が欲しい……orz
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